「藁を手に旅に出よう」 読書記録
藁を手に旅に出よう “伝説の人事部長”による「働き方」の教室 [ 荒木 博行 ] 価格:1,760円 |
きっかけ
この本を買ったきっかけは、本屋を何気なく見ていた時に表紙のインパクトが強かったからです。帯に大きく「よくわからないまま働き始めた君へ。」とあり、まさに今の自分は働く意味が分からなくなっていたので思わず手に取りました。
その日、自分の誕生日だったこともあり、この節目で本を買って成長したいと、わくわくしながら買いました。
結局、人生を考えるための筋道が分かり、とても素敵な誕生日プレゼントになりました。
感想
まずは、本当に読みやすかったです!
自己啓発本やビジネス書は他にも読んだことがありましたが、分量が多くなかなか進まなかったり、文章ばかりでたまに出てくる図表が頼りという感じでした。内容も、いいことたくさん書いてあったのに印象に残らないことも多くありました。
しかし、この本はストーリー仕立てとなっていて登場人物も自分と同年代ということもあり、一緒に研修を受けている気分でどんどん読めました。また、寓話からキャリアについて考えることで、難しく構える必要がなく、でもすごく大切な事をたくさん知ることができました。肝心の内容も、タイトルにある「わらしべ長者」や「桃太郎」といった誰もが知ってる寓話から深めていったので、いつでも思い出して、自分自身で考えを深められるような気がしています。
図表はもちろん、雰囲気も伝わるかわいいイラストも多用されていて、大切な要点がすっと入ってくるような感覚でした。
このタイミングで、この本を読めてよかったなと心から思います。
私は、今の仕事について登場人物と一緒に考えてみて、今感じているモヤモヤの原因が少しづつ分かってきたので、ここで学んだ考え方を使って、今後の人生についてよく考えていこうと思いました。
おすすめ
働き方について考える本ですが、人生でもこの考え方は使えると感じました。
仕事のやりがいが見つけられない、何のために働いてるか分からないと思っている人にはもちろん、人生の目的をはっきりさせたいと思う人にもおすすめしたいと思います。
社会人に限らず、生きていくうえで視野を広げることができそうです。
寓話を使ったビジネス書ということで、変わったもの好きの友人にも早速教えようと思います!